2024/01/02 00:00

皆様、こんにちは。


9月11日(月)から14日(木)まで、広島県東広島市立西条小学校では3年生から6年生まで学年ごとに「鐘なし日」が行われ、私も4日間にわたって見学をさせていただきました。
最終日の14日には、Kamon ケーブルテレビさんも取材に来てくださいました。

私の祖父 檜高憲三が、大正から昭和にかけて、西条駅の北側にあった旧西条小学校で校長をしていた頃、「鐘なし日」というものがありました。
「鐘なし日」は、児童の自主性を重んじ、独創力を磨くために考えられた、すばらしい行事です。


前回の記事にも書きましたが、2015年に私は拙著を出版し、その2年後の2017年に、西条小学校の当時の3年生の担任の先生方からお声がかかり、初めて児童に講話をさせていただくことになりました。
その講話の中に「鐘なし日」の話が出てくるのですが、それがきっかけとなり、2017年から早速、西条小学校では「鐘なし日」を実際に学校行事として取り入れてみることになったのです。
祖父 檜高校長以来の約70~80年ぶりの復活だと思います。ありがたいことです。


今年の6月に私の講話を聞いたばかりの3年生にとっては、今回が初めての「鐘なし日」体験となりました。
一人ひとりが工夫を凝らし、みんなこの時間を満喫しているようでした。

子供たちの独創力というものは、本当にすばらしいですね。
磨けば磨くほど、どんどん輝きを増していきそうです。
私もいろいろなことを考えさせられ、良い勉強になりました。
ありがとうございました。

※追記
「鐘なし日」の模様は、Kamon ケーブルテレビで放送されます。